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2006/2/16 (Thu)「労働時間制度見直し」に関する動向つい先日、厚生労働省が所管する「今後の労働時間制度に関する研究会」が、報告書を公表しました。これによると、労働基準法上の既存の制度(年次有給休暇、時間外・休日労働、フレックスタイム制など)の見直しとともに「新しい自律的な労働時間制度」(ホワイトカラーの中堅層を対象に、労働時間規制を緩和するもの)の創設が提言されています。厚生労働省としては、今後、労働政策審議会の場で労使を含めた検討を行い、2007年の通常国会に労働基準法の改正法案を上程する意向です。このような労働時間制度の見直しは、経済界からの要請にとどまらず、「自律的に働きたい」というホワイトカラー層の意識にも合致するものとして、一応の合理性が認められると思われます。
ただ、私が最近思うのは、近年の労働時間政策は、ホワイトカラー対策偏重の感があり、福祉・医療関係などの「現場における労働」に対する施策が後回しにされているのではないか、ということです。特に、入所系の福祉施設や病院においては、人手不足の中で、厳しいシフト勤務を強いられている方が多いのが実情です。今後は、こういった方面にも光をあてる施策の展開が望まれます。また、私たち社会保険労務士も、現場の問題点をふまえたより具体的な提案ができるように力量のアップに取り組む必要があると考えます。
東京事務所 滝 則茂
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